お世話になっております!アロエマスターササキです!(・∀・)
最近、玄関横のキダチアロエを確認してから出勤するようになりました。
なぜかというと、カエルを探してしまうからです。
前々回の記事の冒頭でちらっと書いたのですが、キダチアロエの葉の根元に小さな白っぽいカエルがちょこんと丸くなっているんです。
妻に話してみると、気づいていたそうで何度も写真も撮っているんだとか(*´艸`*)
いなくなってもまたアロエの同じ葉の所に戻ってくるんだよと言われビックリ。カエルってそんな行動をするんですね!
さて今回は便秘関連のプラスα的なお話を。
腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)という言葉をご存知ですか?
腸内細菌叢ではなく、腸内フローラという言葉の方なら知っている方もいるかも知れませんね。
今日の内容はこちら。
- 腸内細菌叢(腸内フローラ)とは
- 善玉菌と悪玉菌
- 腸内フローラのバランスが崩れる原因
- 腸内フローラのバランスを整えるためには
【1.腸内細菌叢(腸内フローラ)とは】
私達の腸内には、ものすごくたーーーーくさんの細菌が棲んでいます。1000種類以上の菌が約100兆個もいると言われているんですよ!
顕微鏡で腸内を覗いてみると、たくさんの腸内細菌は菌の種類ごとに塊を作り腸の壁にびっしりと隙間なく張り付いています。
その様子がお花畑(Flora:フローラ)のように見えることから腸内フローラ(腸内細菌叢)と言われています。
この腸内フローラの細菌の種類や分布は人によって異なっています。人種・食生活・生活習慣などなど、人によって様々ですよね。そのため腸の中も人それぞれなのです。
では腸内細菌とはどんなものなの?というと、善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分類することができます。(ブログ記事 便秘①〜便秘ってなんだろう〜 でも少しだけ触れました。よかったらご覧くださいね)
腸内フローラの理想的な割合は、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%です。
日和見菌とは善玉菌・悪玉菌のどちらが優勢かによって良い働きも悪い働きもするという、コロコロと働きを変える菌のことです。
【2.善玉菌と悪玉菌】
善玉菌は発酵活動をし、悪玉菌は腐敗活動をします。
発酵と腐敗、何が違うのでしょう。
どちらも微生物の力によって変化することを言いますが、人間に有益なら発酵、有害なら腐敗となります。
善玉菌は糖分・食物繊維を食べて発酵させ、乳酸や酢酸を作り出し、腸内を弱酸性の保つ働きをします。腸内が酸性になると、悪玉菌は増殖できず有毒物質を作り出せなくなるのです。
外から入ってきた悪玉菌はアルカリ性の環境を好むものが多いので、腸内が酸性を維持していれば入ってきた悪玉菌は死んでしまいます。
一方、悪玉菌は肉類などのタンパク質や脂質を食べます。これらを分解する時に嫌な臭いを放つ物質を作り出します。おならや便が臭くなる原因ですね。
その他にも発がん物質など、いろいろな有害な物質を発生させます。それが腸壁から吸収されて体を巡ることで、身体の老化、肌荒れ、様々な疾患の引き金になると考えられています。
ですが悪玉菌の中にも良い働きをするものも発見されていて、悪玉菌=全てが悪ではないんです。
悪玉菌が増えすぎないように、善玉菌が優勢であるように、腸内細菌が良いバランスを保てるよう心がけて過ごしていくことが大切ですね。
【3.腸内フローラのバランスが崩れる原因】
食生活、体調、ストレス、薬(抗生物質など)の服用、加齢…など、様々な理由で日々腸内のバランスが変化します。
①食生活
悪玉菌は肉類などのタンパク質や脂質を好みます。
肉類が多い偏った食事では悪玉菌が増殖してしまいます。
②ストレス
腸には脳に次ぐ多くの神経細胞が存在します。
感情にも深く関係しているため、腸は第二の脳とも言われるのです。
精神的ストレスは腸に反映され、腸内環境が乱れて下痢や便秘といった症状を引き起こします。
③薬(抗生物質など)の服用
悪さをしている菌だけをやっつけたいところですが、どうしても他の良い菌まで一緒にやっつけてしまうのです。これによって善玉菌が減少し、バランスが崩れてしまうことがあります。
抗生物質などを服用する場合、一緒に整腸剤が処方されるのはこのためですね。
【4.腸内フローラのバランスを整えるには】
善玉菌が優勢(多い)ことが理想の腸内環境です。
一日二日ですぐに改善されるかというとそうはいかないものですので、長い目で見て無理なく継続して取り組むことが大切です!
悪玉菌が好む食品を食べないのではなく、善玉菌を増やすような食品を積極的に摂りましょう。「あれはダメ」「これもダメ」と厳しくしてしまうと、それがストレスになり腸内フローラのバランスを崩しかねません。
善玉菌を含む食品といえば発酵食品です!
ヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬け、チーズ、醤油、キムチなどなど…。
さらに善玉菌が好む食品を一緒に摂ることがオススメ!!
善玉菌が好むのは食物繊維やオリゴ糖です。
食物繊維は水溶性と不溶性の2種類に分けられます。
水溶性食物繊維:水に溶ける。便を柔らかくする働き。
昆布やワカメなどの海藻類、果物、きのこ類、ごぼう・ほうれん草・にんじん・ブロッコリーなどの野菜類、納豆などの豆類、里芋などのいも類…などに多く含まれています。
不溶性食物繊維:水に溶けにくい。便の量を増やして腸を動かす働き。
ごぼう・玉ねぎ・ネギなどの野菜類、果物、大豆などの豆類、きのこ類などに多く含まれています。
オリゴ糖は胃酸や消化酵素で分解されずに大腸まで届くので、善玉菌のえさになります。
砂糖より低カロリーで血糖値の上昇が緩やかです。
一日三食バランスよく食べるというのが理想です。
ですが気にしすぎてしまうのは逆効果。無理なく、できる範囲で、継続していきましょう!
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ではでは、本日はこの辺で(・∀・)ノシ